解体費用ナビ

名前も電話番号も入れずに、空き家の解体費用の相場をその場で計算します。使える補助金と、解体したあとの固定資産税の増え方もわかります。

建物を選ぶ

構造
わからないときは、固定資産税の課税明細書の「構造」欄か、登記簿の「構造」を見てください。プレハブ住宅の多くは軽量鉄骨です。
前面道路の幅(重機が入るか)
2m未満だと重機が入らず、手作業で壊す部分が増えます。
隣の家との間
建物がある場所
市区町村は補助金を調べるためだけに使います。
アスベスト調査の要否と、補助金の条件(旧耐震かどうか)に使います。
一緒に撤去するもの

解体費用の目安(税込)

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円(税込の合計)
見積もりに含まれる項目(塀・庭木・残置物など)を、上の「一緒に撤去するもの」と合わせると正しく比べられます。

使えるかもしれない補助金

契約・着工の前に申請が必要です。調べたすべての自治体で、交付が決まる前に契約や工事を始めると補助の対象外になります。予算に達すると年度の途中でも受付が終わります。

解体したあとの固定資産税

家が建っている土地は「住宅用地」として税が軽くなっています。更地にすると軽減が外れます。毎年届く課税明細書の数字を入れると、年額の変化を計算します。

解体すると家屋の税はかからなくなるので、その分を差し引きます。
都市計画税

見積もりを取る前に知っておくこと

計算のしかた

解体費用の出し方
  • 構造・地域・道路・塀などの条件をすべて分けた公的な単価は公表されていないため、目安は当サイトの推計です。
  • 基準は、木造で1坪4.5万円(税込・建物と基礎・廃材の処分を含む)です。民間の見積もり比較サイトが公表している坪単価の範囲(東京の木造で約3.9万〜6.4万円)を参考に置いています。
  • 構造の差は、木造を1として軽量鉄骨1.15、重量鉄骨1.4、鉄筋コンクリート1.7倍です。熊本市の公費解体の構造別単価(建物と基礎で木造1:軽量鉄骨1.04:重量鉄骨1.21:RC 1.35)と、民間サイトの差(鉄骨1.16〜1.40、RC 1.30〜2.16)の間にとっています。
  • 地域の差は、国の公共工事設計労務単価(令和8年3月、普通作業員・特殊作業員・運転手の平均)の都道府県差を、費用の半分にだけ当てはめています(半分は設定値)。
  • 小さな家ほど坪あたりは高くなるため、20坪未満は1.15倍、20〜30坪は1.05倍、40〜60坪は0.95倍、60坪以上は0.9倍にしています。
  • 道路幅2〜4mは1坪8,000円、隣家との間が1m未満は1坪5,000円を足しています(民間サイトの目安)。2m未満は建物と基礎を1.5倍にしています。すべて手作業になると2〜3倍になることもあります。
  • 塀は1㎡あたり2,500〜4,700円(中心3,400円)、庭木は背丈ほどの木1本3,000〜1万円・大きな木1本1.5万〜5万円、浄化槽は2万〜6万円、残っている物は1㎥あたり1万〜1.4万円です。
  • アスベストの事前調査は、2006年8月以前の着工(またはわからない場合)に5万〜25万円を足しています。アスベストが見つかった場合の除去費用は含みません。
  • 幅(安め〜高め)は、建物と基礎が中心の0.8倍〜1.25倍、そのほかは上の幅です。この幅に収まらない見積もりもあります。
固定資産税の出し方
  • 解体前:住宅用地の特例で、1戸あたり200㎡までの部分は価格の1/6、それを超える部分は1/3を課税標準とし(地方税法349条の3の2)、都市計画税は1/3と2/3です(702条の3)。東京23区は200㎡までの部分の都市計画税をさらに半分にしています。
  • 解体後:更地は課税標準が価格の70%で頭打ちになります(地方税法附則18条、東京23区は65%)。住宅用地から変わった年は、近くの更地と同じ水準に読み替えて計算されるため、初年度から上限近くになります。60%の場合も幅として示しています。
  • 税率は固定資産税1.4%、都市計画税0.3%(上限)です。自治体によって違う場合があります。住宅用地の面積は家の床面積の10倍までという上限もあり、ここでは考えていません。
  • 附則18条は令和8年度分までの規定で、2027年度以降の計算は今後の税制改正で変わる可能性があります。
補助金の調べ方
  • 東京23区・政令指定都市・県庁所在市の74市区について、各自治体の公式ページを2026年10月に確認しました。それ以外の市区町村は載せていません。
  • 金額は「費用×補助率」と上限の小さいほうで計算した目安です。自治体の決めた標準単価で上限を計算する制度もあり、実際の額はこれより少なくなることがあります。
  • 受付状況は確認した時点のものです。申し込む前に必ず自治体の窓口で確かめてください。

出典: 国土交通省「公共工事設計労務単価(令和8年3月)」を加工して作成/ 国土交通省「標準建設費(令和7年度)」/ 熊本市・石川県・富山県の公費解体の標準単価/ 国土交通省「アスベスト対策Q&A」/ 石綿総合情報ポータル/ 地方税法/ 東京都主税局/ クラッソーネ・解体無料見積ガイドの公表する坪単価と目安/ 各自治体の補助制度のページ(2026年10月確認)